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2021-05-17
グルーミングは飼い猫にする必要がある?メリットや注意点とは

猫は自分で体を舐めて毛づくろいをしていますよね。この毛づくろいをグルーミングと言いますが、人間が行ってあげるグルーミングがあります。飼い主様がグルーミングを猫に行ってあげることでメリットがありますよ。

 

サロンで行うグルーミングもあります。猫の様子をみながら、サロンで行ってもらったり、飼い主様がグルーミングをしてあげられると良いですよね。

 

猫は人間に触られすぎるのを嫌がるイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?グルーミングを猫に行うときに、注意することを知っておきましょう。猫の種類によって、頻度やお手入れが変わります。グルーミングをうまく行うと、猫との信頼関係を築ける時間になりますよ。

 

グルーミングは猫自身がするもの・人間がしてあげるものがある

「猫自身で行うグルーミング」「人間がしてあげるグルーミング」のそれぞれの意味や内容を知っておきましょう。必要なときにグルーミングを猫にしてあげられるようになりますよ。

 

猫自身がするグルーミングの意味や目的とは?

グルーミングに猫が費やす時間は、起きている時間の半分といわれています。猫自身が毛を舐めてグルーミングすることで、次のような効果があります。

 

・体温調整ができる

・皮膚へのダメージを防ぐ

・清潔を保つ

 

グルーミングは猫が自分の健康を保つために大切な行動なので、見守ってあげましょうね。

 

飼い主行うグルーミングの意味や内容とは?

「猫自身がグルーミングをしているから人間は手を出す必要がないのでは?」と思われがちですが、飼い主様がグルーミングをしてあげるのがとても大切なんです。人間が行うグルーミングは、毛づくろいだけでなく、猫の健康全般を維持する意味があります。

 

・爪切り

・耳掃除

・目ヤニを拭く

・シャンプー

・ブラッシング

 

などが飼い主が行うグルーミングに含まれます。あまり手入れをしてもらえないと病気になってしまうこともあるので、注意が必要です。

 

サロンなどで行うグルーミングもある

ペットショップやサロンで行うグルーミングがあります。グルーミング専門のスタッフが行ってくれるので、グルーミングを嫌がる猫でも安心して任せることができますよ。サロンによっては、獣医師や動物看護師が常駐していて、健康面のアドバイスをくれます。

 

グルーミングは猫にどんな良い影響がある?

猫は過度に構われるのを嫌がることがありますよね。しかし、飼い主様が行ってあげるグルーミングは、猫にとって良い影響が3つあるんですよ。最初は嫌がっていても、慣れてくると猫との大切な時間になることでしょう。

 

①人間とのスキンシップになる

猫が自分ではグルーミングをできない部位をなでてあげるグルーミングを行うと、猫は気持ち良いと感じます。

 

・首や耳の後ろ

・背中

・あごの下

 

このような部分を猫が嫌がらない範囲で触ってあげましょう。気持ちいいと思ってもらえると、飼い主様への信頼感や安心感を持ってもらえますよ。

 

②皮膚や毛並みの状態を見てあげられる

猫がかかりやすい皮膚や毛のトラブルは次のようなものがあります。

 

・湿疹

・脱毛

・炎症

・毛が臭い

・アレルギー性皮膚炎

 

これらのトラブルを引き起こす原因は、カビ・寄生虫・ストレスなど様々です。実際に飼い主様がグルーミングを猫にしてあげることで、皮膚や毛の状態をチェックすることができます。

 

③猫の健康管理ができる

グルーミングを猫に行ってあげると、怪我や病気を防ぐ効果があります。

 

・毛玉吐きを軽減できる

猫は季節の変わり目に毛が抜けることがありますね。無駄な毛を取り除かないと、毛を飲み込んでしまい、毛玉吐きの原因になってしまいます。

 

・怪我を防ぐことができる

猫は爪とぎをしますが、猫自身が行う場合は不十分なこともあります。爪が伸びたままだと、ひっかかって怪我をしたり、肉球に爪が刺さることがあります。

 

グルーミングを猫にしてあげるときの注意点

飼い主様が行うグルーミングは猫の健康管理をする上で大切ですが、いくつか注意点があります。グルーミングの部位や頻度は、猫の種類によって異なるので要チェックです。

 

シャンプーは短時間・低頻度で!

しっかりとグルーミングをしている猫は、基本的にはシャンプーは必要ありません。

 

・猫の汚れや臭いがひどい

・フケやかゆみがひどい

・抜け毛がひどい

 

このような場合は、シャンプーをしてみましょう。猫は体が濡れることがストレスになりますので、配慮が必要です。

 

・気になる部分だけ洗う

・短時間で手早く終わらせる

・長毛種は多くても月に1回、その他の猫は年に1~2回程度にする

 

長毛種はブラッシングを毎日行う

長毛種の猫は毛玉ができやすかったり、毛を飲んで病気になるリスクが高いので、ブラッシングが必要です。できれば毎日行うのが理想とされています。

 

猫がブラッシングを嫌がることもあるので、最初は次のようなことに注意しましょう。

・時間は3分程度にする

・嫌がらない部分(頭の後ろ・あごの下)から行う

・リラックスしてきたらブラッシングする部分を増やす

 

難しいグルーミングは専門サロンに頼む

猫によっては爪切り・耳掃除・シャンプーを嫌がって、飼い主様がグルーミングを行うのが難しいときもありますよね。そんなときは、グルーミング専門のサロンに猫のケアをお願いしましょう。

 

専門のサロンでは、猫の状態や体調に合わせたグルーミングを行なってくれますよ。

 

まとめ

グルーミングは「猫自身が行うもの」「人間が行うもの」の2つがあります。猫はグルーミングに費やす時間が長く、猫自身の健康を保つためにも必要です。

 

しかし、猫が自分でケアできない部位があります。飼い主様が行ってあげると、スキンシップや病気の早期発見ができます。飼い主様が行うグルーミングを猫が受け入れられないことがあります。グルーミングを猫に行う時には様子をみながら、猫との時間を楽しみましょう。

 

飼い主様自身で行うのが難しい内容は、専門サロンでもグルーミングを行ってもらえますよ。健康に関するアドバイスがもらえたり、猫に合わせたグルーミングを行ってくれますので、利用してみましょう。