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2021-05-25
グルーミング・トリミングとは?目的や施術内容施術頻度も解説

ペットを家族に迎え入れると、さまざまなお手入れが必要です。なかでも代表的なのが「グルーミング」と「トリミング」。一見似ている2つの言葉ですが、これらはそれぞれ目的や意味合いが少し異なります。

 

この記事では、グルーミングとトリミングの違いや目的、望ましい施術頻度などをご紹介。ペットのお手入れについて気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

グルーミングとは「ペットのお手入れ全般」を指す言葉

まず、グルーミングとは「ペットのお手入れ全般」のこと。ペットと一緒に生活するために、最低限必要なお手入れが当てはまります。

 

たとえば、ブラッシングやシャンプー、歯磨きなどはすべてグルーミング。グルーミングをすることでペットを清潔に保てるほか、ペットと飼い主のコミュニケーション手段の役割も果たしてくれます。

 

グルーミングの主な施術内容

 

グルーミングの主な施術内容には、以下のものが当てはまります。

 

・ブラッシング

・耳掃除

・シャンプー

・爪切り

・歯磨き

・カット

・肛門腺絞り  など

 

グルーミングと言っても、プロのトリマーさんが行なうものから自宅でできることまで、内容はさまざまです。

 

グルーミングとトリミングの違い

グルーミングと似たような言葉にトリミングがありますが、トリミングとは被毛のカットを指す言葉であり、グルーミングの一種にカテゴライズされます。

 

毛が抜けない種類の動物の場合、カットをしないと被毛が伸びすぎてしまうため、定期的なトリミングが必要となるのです。

 

また、トリミングを怠ると皮膚病に繋がったり、衛生面で悪い影響が出たりするので、長毛種であれば月に1回程度はトリミングサロンなどでカットをしましょう。

 

グルーミングの主な目的は「健康管理」や「コミュニケーション」

グルーミングは、ペットを迎え入れたら欠かせないケアであり、ペットの健康維持においても重要な意味を持ちます。

 

ここからは、ペットのグルーミングが欠かせない理由について解説していきます。主に考えられるグルーミングの目的は、以下の3つです。

 

健康維持・管理

 

ペットのグルーミングには、健康維持・管理の面で大切な役割があります。

 

たとえば、コームやスリッカーブラシで体をブラッシングすることは、血行や新陳代謝の促進に効果的です。

 

また、グルーミングを通して体の状態をチェックすることで、病気の早期発見にも繋がりやすくなります。

 

コミュニケーション

 

グルーミングは、ペットとのコミュニケーション手段としての役割も果たしてくれます。

 

ブラッシングや耳掃除、歯磨きなどをしながらペットの体を触ったり、撫でたりすることは大切なスキンシップです。

 

また、飼い主とペットの信頼関係の構築にも効果的ですので、積極的に取り入れてみましょう。

 

被毛のメンテナンス

 

グルーミングには、特に毛が抜けない種類のペットにおける“被毛のメンテナンス”という目的があります。

 

シャンプーをしたり、ブラッシングをしたりすることで被毛に付着したホコリを除去し、被毛が持つ美しいツヤを発揮させることにつながるのです。

 

トリミングの主な目的は「怪我防止」や「病気の予防」

グルーミングの一種であるトリミングには、見た目の美しさだけでなく、衛生面や健康面におけるさまざまな目的があります。

 

ここからは、ペットをトリミングをすることの主な目的について解説していきます。

 

被毛を清潔に保つ

 

トリミングをする目的には、被毛を清潔に保つことが挙げられます。

 

全身を毛に覆われているペットの場合、肛門・尿道まわりの被毛を放っておくと、雑菌が繁殖しやすくなるので不衛生です。

 

また、雑菌が繁殖してしまうと、嫌なニオイが発生することも。トリミングを行なうことで雑菌が繁殖するリスクを軽減し、被毛を清潔に保つことができます。

 

ケガの防止

 

トリミングをすることは、ケガのリスクを軽減させることにも効果的です。

 

たとえば、足裏の肉球まわりの毛を放置してしまうと肉球が滑りやすくなるため、フローリングでの転倒などによるケガのリスクが高まります。

 

しかし、足裏の肉球まわりの毛を定期的にカットすることで肉球が滑り止めの役割を果たすので、怪我を予防することができるのです。

 

また、目のまわりの毛も同様に、定期的にカットすることで視界が確保できるほか、涙やけの軽減にも効果を発揮します。

 

病気の予防

 

そしてトリミングは、病気を予防することも大切な目的のひとつです。

 

たとえば、気温が上昇する夏には、体に熱がこもらないように被毛を短めにカットすると熱中症のリスクが下がります。

 

また、長毛種のペットは体にノミ・ダニなどがつきやすく、予防薬だけでは完全に防ぐことができません。したがって、それをシャンプーやカットで定期的に防ぐ必要があるのです。

 

さらに、トリミングの際にはトリマーがペットの体に触れたり、毛をかき分けて皮膚のチェックなどをしたりするので、病気を早期発見できる可能性もあります。

 

グルーミング・トリミングの施術頻度はどのくらいが理想?

グルーミングは施術によって頻度が異なります。たとえば、ブラッシングであれば毎日やってもOKですが、爪切りなどは月に1回程度、シャンプーや耳掃除などは月に2回程度が望ましいです。

 

また、トリミングに関しては月に1回程度で充分でしょう。したがって、月に1回程度行なうトリミングサロンでのグルーミング・トリミングと並行して、ブラッシングや耳掃除などを定期的に自宅で行なうくらいがちょうどいいといえます。

 

まとめ

この記事では、グルーミングとトリミングの違いやそれぞれの目的、望ましい施術頻度などについてご紹介しました。

 

ペットのグルーミングには毎日のケアが必要なものから、月に1回程度で充分なものまであります。ペットのお手入れについて気になっている方は、ぜひこの記事を参考に日々のお手入れを行なってみてください。

 

また、「ウェルネスグルーミングサロン」は犬や猫などのグルーミングを専門に行なっているサロンですので、大切なペットのグルーミングをプロに任せたいという場合にはお気軽にお問い合わせくださいね。