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- 2021-06-29
- ジャックラッセルテリアのトリミング方法とは?コツや注意点について
活発で明るい性格のジャックラッセルテリアは猟犬として生まれました。小型犬ですが、スタミナとエネルギーある犬種です。健康にも恵まれていて遺伝性疾患も多くありません。
しかし日常のお手入れはかかせません。ジャックラッセルテリアには短毛タイプと長毛タイプ、中間タイプがいます。短毛タイプは毛が硬くよく抜けるため、部屋中が毛だらけになりやすいです。シャンプー・ブラッシングで抜け毛をおさえる必要があります。
長毛・中間タイプの毛は見ため硬そうですが触わるとサラッとした感触です。毛はほとんど抜けませんが伸びるためトリミングやカットが必要となります。今回は、自宅でできるジャックラッセルテリアのトリミング方法について紹介します。
ジャックラッセルテリアの毛質は3種類!トリミングがいらない毛質も
ジャックラッセルテリアのトリミングは毛質によって必要であったり、いらなかったりします。短毛・長毛・中間のジャックラッセルテリアがいますがそれぞれの名称について見ていきましょう。
ラフ・ブロークン・スムースのジャックラッセルテリアがいる
ジャックラッセルテリアは3種類の毛質があります。
・スムース(短毛):自然に毛が抜ける。トリミングはいらないがブラッシングは必要。
・ラフ(長毛):1番毛が伸びて抜けにくい。定期的なトリミングやプラッキングが必要。
・ブロークン(中間):口周りなど部分的に伸びる。定期的なカットとプラッキングが必要。
ラフのジャックラッセルテリアはトリミングが必要です。また毛を抜く作業(プラッキング)で新しい毛が生えるのを促進すると、艶やかな見た目となり皮膚が健康的になります。1か月に1回程度のトリミングやプラッキングが必要です。
どの毛質もシャンプーやブラッシングなどのお手入れは必要
ラフ・ブロークンのジャックラッセルテリアはシャンプーやブラッシングも大切です。どちらの種類も全く毛が抜けないわけではないので毛玉ができます。定期的にスリッカー等でブラッシングしてあげましょう。
スムースは1番毛が抜けるタイプですが、足裏のカットは必要です。短く硬い毛は抜け落ちるとカーペットや洋服にくっつきます。マッサージするようブラッシングしたり、シャンプーしたりして取り除きましょう。
ジャックラッセルテリアのトリミングを自宅でしたいときは
ジャックラッセルテリアの毛はダブルコートと2層になっています。皮膚近くに生えた綿毛のようなアンダーコート(下毛)と体表面をおおうツンツンしたオーバーコート(上毛)です。ジャックラッセルテリアのトリミングではこの2層の処理が必要となります。
ボディや顔のトリミングは専用のナイフ・スキバサミで
ジャックラッセルテリアの全身をトリミングするときは、以下のものを準備しましょう。
・アンダーコートナイフ(トリミングナイフ)
・オーバーコートナイフ
やり方
①刃先が粗めなアンダーコートナイフで、毛並みにそってブラッシング
②続けて刃先が細かいオーバーコートナイフでブラッシング
コートナイフは梳かすだけで毛が引っかかり抜け落ちます。体を傷つけないよう、皮膚とコートナイフが平行になるよう扱いましょう。
顔や部分的な毛のお手入れをするときはまずコームで整え、毛並みにそってスキバサミでカットしていきます。皮膚と毛の境目を常に意識し、コームや刃先が皮膚にあたらないよう慎重に処理しましょう。
足裏のお手入れも忘れずに!おすすめはバリカンで
足裏のカットをハサミですると、動いたときに危険です。しっかり足を掴んで固定しながら、バリカンで肉球周りの毛をカットします。お手入れするときは足を高く持ち上げると負担になるため、地面近くでやるようにしましょう。
やり方
①小さな肉球から大きな肉球に向かって、肉球の丸みにそいながら刈っていく
②肉球の間の毛を刈るときは、足先を両脇からつまんで肉球の間をひらき皮膚にそってやる
バリカンは鉛筆を握るようにもち、親指ですぐにON/OFFできるようにしておきます。使うときは力を入れずにバリカンの重さで刈っていきましょう。電子機器のため長時間使用していると熱くなってきます。愛犬も飼い主も火傷しないよう注意しましょう。
ジャックラッセルテリアは皮膚を傷めやすい!トリミング時の注意点
抜け毛が多かったり、プラッキング(毛を抜く作業)が必要だったりするジャックラッセルテリアのトリミングは、自然と頻繁になるでしょう。それだけ皮膚を傷める機会も多くなるということであり、丁寧なお手入れが重要です。
プラッキングは古い毛を除き、新しい毛が生えるのを促すため、毛質がよくなり健康的になります。ただ毛を抜く作業は皮膚を傷めやすいため、プロにお願いするのがおすすめです。
東京都大田区にある“ウェルネスグルーミング”では、ペットに寄り添ったトリミングを行っています。シャンプー・トリートメント・ブラッシング・トリミング・爪切り・肛門腺絞りなど全て含んだわかりやすい料金設定で提供しております。
まとめ
ジャックラッセルテリアのトリミングやお手入れは、スムース・ラフ・ブロークンの毛質によって異なります。どの種類もシャンプーやブラッシングのお手入れは欠かせませんが、トリミングやカット、プラッキングはラフとブロークンに必要です。
自宅でもケアできますが、慣れているトリマーやグルーマーにお願いするのが皮膚も傷つけず安心でしょう。プラッキングしてもらうと毛質が良くなり、見た目も様変わりします。
ウェルネスグルーミングサロンのグルーマーはセラピストです。ペットたちの体をきれいにするだけではなく、愛情をもってリラックスできるような施術を心がけています。また飼い主様の、飼育や健康に関する悩みにもお応えしていますので、安心してお越しください。