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- 2021-07-20
- 犬の耳が汚れていたら耳掃除する?タイミングや嫌がる場合の対処法
大切な犬を長生きさせてあげたいと思ったら、様々な体のケアが必要ですよね。犬の耳が汚れてきたり、臭いが強くなってきたときは、すぐに耳掃除をするべきなのでしょうか。犬の耳が汚れる原因やかかりやすい耳の病気がわかっていると適切なタイミングでケアできます。
犬の耳掃除に必要なグッズや手順を知って、飼い主様も楽に耳掃除をしてあげられると良いですよね。どうしても嫌がってしまうという子もいるでしょう。家で工夫できることの他にサロンに任せる方法もあります。
犬の耳のケアに関する正しい知識を身に着けて、楽しい時間を長く過ごせるようにしたいですね。
犬の耳が汚れているのは病気?原因や耳掃除のタイミング
犬の耳が汚れやすさには犬種によって違いがあります。耳が汚いからといってすぐに病気になるわけではありません。耳掃除のしすぎもよくないので、必要な場合をおさえておきましょう。
耳掃除が必要な犬種とは
・耳が垂れている犬
耳の中が蒸れやすいので汚れが溜まりやすいです。ゴールデン・レトリーバー、ミニチュア・ダックスフント、プードルなどです。
・耳の毛が多い犬
耳のまわりの毛が多いと、通気性が悪くなります。ミニチュア・シュナウザー、プードルなどです。
これ以外の犬でも、耳に汚れがたまることはあるので、耳掃除をしてあげましょう。
耳が汚すぎると病気の可能性もある
犬の耳が汚い原因は病気の可能性もあります。耳垢の特徴もあるのでよく観察してみてくださいね。
・細菌性外耳炎
耳の見える部分から鼓膜までの外耳に炎症が起きることです。マラセチアという酵母が異常に増殖すると、黒や茶色のべっとりとした耳垢がつきます。悪化すると、手術が必要な場合もあります。
・ミミダニ症
ミミヒゼンダニという小さなダニが耳に寄生して起こります。赤黒い耳垢が特徴です。
犬の耳には浄化作用がありますが、次のような場合はすぐに病院に連れて行ってあげましょう。
・耳をひどく掻いていて、生活に支障がでる
・耳を触ると嫌がる
・頭を傾けたままにしている
犬の耳掃除が必要な場合
耳掃除をしすぎると、本来の皮膚のバリア機能が落ちるので、月に1~2回、優しく行ってあげるのが良いですよ。
犬がひどくかゆがっているときや臭いが強いときにも耳掃除をしてあげると良いでしょう。あまりにも汚くなるのが早い場合は、病気の可能性もあるので、獣医師に相談してみてくださいね。
犬の耳の汚れがひどいときは耳掃除をしてあげましょう
犬の耳が汚くなりすぎると、雑菌などが増殖して病気になってしまうことがあります。健康面のケアの一環として、耳掃除をしてあげましょう。
耳掃除に必要なものと手順
犬の耳掃除に必要なものは次の2つです。
・コットン
・イヤーローション
耳掃除の前に耳の今の状態をチェックしておきましょう。次の手順で優しく行ってあげてくださいね。
①コットンにイヤーローションを浸して耳の外側からなじませます。
②しばらく時間経って、耳垢が浮いてきたら拭き取ってあげます。
③水が残っている場合、新しいコットンで吸い取って乾いた状態にしておきます。
耳掃除で注意すること
・奥までやりすぎない
犬の耳が汚いからといって、奥まで耳掃除をする必要はありません。見える範囲の耳掃除で大丈夫です。
・水は拭き取る
イヤーローションなどの水分が残っていると、また犬の耳が汚くなる原因となります。しっかりと乾かしてあげるのが大切です。
・綿棒は使わない
綿棒を使うと耳垢が奥に入ってしまう可能性があります。また、犬が嫌がったときに危ないので、コットンを使用しましょう。
耳掃除をより簡単にするグッズ
犬の耳掃除は意外と耳垢がとれなかったり、乾かすのが難しいことがあります。より簡単にするグッズがありますよ。
・耳掃除シート
ウェットシートタイプになっているものです。さっと取り出せるので、犬の耳の汚れが気になったときや、犬がくつろいでいるときに使えますよ。
・拭き取り不要の耳洗浄液
耳の中に垂らして、マッサージしてあげるタイプの洗浄液です。耳掃除を嫌がる子にオススメです。終わったあとは、犬がブルブルと頭を振って洗浄液を出します。頭を振るのが苦手な老犬と子犬は使用を避けましょう。
犬が耳掃除をどうしても嫌がる場合はどうする?
グッズを工夫しても、なかなか受け入れてくれない子もいますよね。それでも犬の耳の汚れをずっと放っておくわけにはいきません。どうしたら犬に受け入れてもらいながらケアできるのでしょうか。
ブラッシングなどで人とのスキンシップを慣れる
耳掃除を嫌がりすぎるときは、一旦中止しましょう。なでてあげたり、ブラッシングをして、人に触られることに慣れてもらうのが良いですよ。まずは信頼関係を築いていきましょう。
病院やグルーミングサロンで行ってもらう
ご自分でできる範囲の耳掃除を行い、あとは病院やグルーミングサロンに任せるのも一つの方法です。専門的な知識に基づいたケアをしてもらえる他、病気を早くみつけてもらうメリットがありますよ。
犬の耳が汚いときはウェルネスグルーミングサロンにお任せください!
ウェルネスグルーミングサロンは、見た目をキレイにするだけではなく、犬の健康面全般をサポート致します。毛のカット・ブラッシング・爪切り・肛門腺絞りの他、犬の耳が汚れている場合は耳掃除も行います。
プロのグルーマーがケアを行い、耳掃除の方法をお伝えしたり、日常生活でお困りのことを相談していただけます。グルーミングの様子を見ていただくことも可能ですので、お気軽にご利用くださいませ。
まとめ
犬の耳が汚かったり、臭いが気になることがありますよね。犬の耳には浄化作用があるので、頻繁に耳掃除をする必要はありません。しかし、月1~2回行ってあげると病気の予防にもなります。
犬の耳掃除に必要なものは、コットンとイヤーローションです。見える範囲の汚れを浮かせて、優しく拭き取ってあげましょう。しっかりと乾かすことと奥まで掃除をしすぎないことがポイントです。
犬がどうしても嫌がってしまう場合は、スキンシップで慣らしたり、病院や専門サロンに任せる方法があります。ウェルネスグルーミングサロンでは、プロのグルーマーが犬の健康のサポートをさせていただきます。犬の耳が汚いことでお困りの方は、耳掃除の方法などもお伝えできますので、お気軽にご相談くださいませ。